コバルトにいさん

昨日のイナダ組初観劇してきました。

私はイナダさんの作品の明るさとあたたかさと、どこか暗くて重いさみしさや痛さみたいなものが同居してる感じがすごく好きだとやっと気付きました。笑える楽しい場面もたくさんある、けれどものすごく幸せな物語かと思えばそうではなくて、ちょっと苦さが残ったり。考えてみれば亀屋もカメヤもライナスもそういうところがあったから好きだったんだなぁ。コバルトにいさんもそんな心に残るお話でした。

洋さんがキューダイアリでコバルトさん役の納谷さんを見るだけでも価値があると書いてましたが、ほんとにその通りだと思う。他の役者さん方も良かったけど、納谷さんは特にすごかった。穏やかなのに掴めない、あまりに真っすぐすぎて怖ささえあるコバルトさんが忘れられないな。
江田さんは終演後ロビーにいらしたので、テンションが上がっていた私はつい話しかけてしまいました。私にとしては滅多にしないことなのでえらーい大冒険です。でもとても丁寧に挨拶して頂いてうれしかったですよ。実際に対面するとちっちゃくて白くて可愛らしい方でした。

まだ今日の昼夜と空席があるそうなので行ける方は行ったらいいと思うよ!ってイナダさんも言うてはったよ!